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よくある質問

ロボット支援手術(ダヴィンチ手術)にかかるFAQ

    • ロボット支援手術は誰でも受けられますか?

      患者さんの病状や既往歴などにより、適用できない場合があります。ロボット支援手術の可否は医師が判断します。

    • ロボット支援手術はどんな病気の手術にも適用できるのですか?

      ロボット支援手術は、泌尿器科・婦人科・外科など多くの分野において手術の質の向上が期待されていますが、現時点では「前立腺全摘術」「腎部分切除術」等、一部の手術に公的保険の適用が認められています。当院では泌尿器科、外科(消化器外科、呼吸器外科)、産婦人科において公的保険の適用が認められた一部の手術で導入しています。

    • ロボット支援手術のメリットは何ですか?

      ロボット支援手術は体への負担が少ない手術を可能にします。
      ①傷口が小さい
      ロボット支援手術は腹腔鏡手術と同じく、体に小さな穴を数か所開け、そこから鉗
      子を挿入して行います。開腹手術に比べて傷口が小さいのが特長です。
      ②手術中の出血量が少ない
      傷口が小さいため、開腹手術に比べると極めて少ない出血量です。
      ③手術後の痛みが少ない
      切る部分が大きくなるほど痛みを伴い、手術後の痕も残りやすくなります。ロボット支援手術では切る部分が小さいため、手術後の疼痛が軽減されます。
      ④手術後の回復が早い
      傷口が小さいため、手術後の体力回復が早く、入院期間も短縮できます。
      ⑤合併症リスクが低い
      合併症のリスクを大幅に低減できます。

    • ロボット支援手術にはリスクは全くないのですか?

      ロボット支援手術はまだ導入から歴史が浅いために、長期的な経過観察に基づく十分なデータはありませんが、これまでに行われたロボット支援手術における機械のシステムエラーの報告は極めて低いものです(メンテナンスには万全を期しておりますが、万が一故障しても、開腹手術に変更して対応させていただきます。ご安心ください)。
      また、ロボット支援手術を行えるのは一定のトレーニングを終了し、技術を習得した医師のみです。ロボット支援手術についてはリスクも含め、事前に充分に説明させていただきます。