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すでに他の病院や診療所にかかっておられる症状に対して、初診で当院の受診を希望される方は、他院からの紹介状をお持ちいただくことをお勧めいたします。なお、当院を他院からの紹介状なしに初診で受診される場合、非紹介患者初診料加算金(選定療養費)として、7,000円(歯科口腔外科のみ5,000円[税込])をご負担いただいております。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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病院情報の公表 INDICATORS

令和3年度病院情報の公開

当院では、DPCデータより全国統一の定義と形式に基づいて以下の7項目について集計を行いました。
このたび、厚生労働省から示された様式を利用し、「病院情報の公表」を公開いたします。

目的

病院情報を公開することで、当院のDPCデータの質の向上とDPCデータの分析力と説明力の向上を目的としています。

集計項目

集計対象

令和3年度に当院を退院された患者さんであり、入院期間中に一般病棟に1回以上入院した方が対象です。また、医療保険適用の患者さんが対象となります。
入院した後24時間以内に死亡した患者さん、または生後1週間以内に死亡した新生児は対象外です。

集計方法

数値が10未満の場合は、「平均在院日数(全国)」以外の患者数等の項目は、すべて ‐(ハイフン)を表記します。

集計結果

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0〜 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 90〜
患者数 455 64 201 217 359 608 1,036 2,090 1,710 397
スクロールできます

令和3年度に退院された患者さんを10歳刻みの年齢階級別に集計しています。
長田区・兵庫区・須磨区など市街地西部の高齢化率が高いため、60歳以上の患者さんが多くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

各診療科別に患者数の多いDPC診断群分類について、DPCコード、DPC名称、患者数、自院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を集計しています。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 223 1.00 2.13 0.00% 2.65
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 76 6.74 6.13 6.58% 0.00
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし

24

4.79 5.83 4.17% 1.08
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 4.00 6.24 13.64% 3.45
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 13 12.31 11.01 0.00% 0.00
スクロールできます

当科では特に食物アレルギー、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等のアレルギー疾患の診療に力を入れています。その他、肺炎や気管支炎、咽頭通、尿路感染症、胃腸炎などの各種感染症や、熱性痙攣、川崎病などの二次救急レベルの小児内科疾患にも対応しています。
令和3年度の小児科入院患者のうち、新生児と食物負荷試験を除いた患者(即ち、一般的な小児疾患で入院した患者)の平均在院日数は4.3日でした。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 82 4.63 4.74 1.22% 72.29
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 67 6.75 7.11 1.49%

63.97

060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 62 6.60 6.25 0.00% 63.97
040040xx97x00x

肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし

60 13.35 10.47 0.00% 71.82
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 58 7.36 9.00 1.72% 72.02
スクロールできます

当科が担当する疾患は外科領域全般に及び、消化管・肝胆膵をはじめとして肺・乳腺・血管・ヘルニアなどと幅広く、症例に応じて泌尿器科・産婦人科などとも協力して手術を行っています。手術術式に関しては、従来の標準術式に加え積極的に内視鏡手術を取り入れ、患者のQOL向上・入院期間短縮と早期社会復帰を図っています。
また、従来の胸腔鏡・腹腔鏡手術に比べてより複雑で精緻な手技が可能とされる手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)を用いた、肺悪性腫瘍(原発性肺癌・転移性肺腫瘍)に対する胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除以・区域切除)や、腹腔鏡下直腸切除術・切断術も行っています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 77 23.65 25.32 75.32% 83.77
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 37 23.59 23.02 45.95% 74.41
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 20 24.15 20.63 65.00% 71.10
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 19 3.00 4.99 0.00% 48.16
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 17 21.24 19.34 64.71% 79.53
スクロールできます

大腿骨近位部骨折の患者さんの入院が77例と最も多くなっており、歩行のリハビリテーションに時間を要することが多いため、当院での手術後に約75%の方でリハビリ目的の転院が必要となっています。当院では神戸市内の回復期病床を有する病院との間に連携パスを用いたスムーズな転院が可能なシステムを構築しております。
次いで膝関節症が37例、股関節骨董壊死、股関節症が20例あり、症例によっては、手術に際して人工関節の正確な設置を目的としたコンピュータを使用したナビゲーション手術や、術後の疼痛が少なく、歩行開始まで要する時間が短くなる術式を積極的に導入しています。
当科では、四肢・脊椎外傷、脊椎疾患(椎間板ヘルニア、脊椎靭帯骨化症、脊柱管狭窄症等)、下肢関節疾患(股関節、膝関節、足関節)、手の外科疾患、骨粗鬆症等を得意としています。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 41 3.17 4.23 0.00% 69.78
120060xx02xxxx

子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等

39 6.92 6.04 0.00% 52.51
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 31 6.13 6.11 0.00% 44.87

120060xx01xxxx

子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 23 8.96 9.46 0.00% 48.00
060030xx99x40x 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 23 3.17 4.79 0.00% 62.52
スクロールできます

当科では、子宮、卵巣の悪性疾患から子宮筋腫、卵巣のう腫、骨盤臓器脱(子宮膀胱脱)などの良性疾患まで幅広く対応しています。
悪性疾患に関しては、婦人科腫瘍学会のガイドラインに準じた治療をおこなっており、早期子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、腹膜がんは手術から術前術後の化学療法までおこないます。良性疾患に対しては可能な限り内視鏡下手術を行い、麻酔科、手術室の協力を得て緊急手術も内視鏡下に施行しております。2019年12月から手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)システムによるロボット支援下手術を開始し、2020年に施設認定を受けました。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 28 7.25 7.84 0.00% 28.50
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 22 5.68 5.71 0.00% 34.64
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 19 8.05 6.47 0.00% 57.79
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 19 5.26 8.50 0.00% 35.47
030428xxxxxxxx 突発性難聴 17 10.53 8.75 0.00% 58.88
スクロールできます

当科では、耳鼻咽喉科全領域の疾患に対応しています。
扁桃、アデノイドの慢性疾患が28例と最も多く、平均在院日数は7,25日でした。
慢性副鼻腔炎など鼻科領域の内視鏡手術にはナビゲーションシステムを取り入れ、より安全確実な手術が可能になりました。また、従来の保存的治療に抵抗するアレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎の重症例には粘膜下下甲介切除術に後鼻神経切断術を併施することにより、より良好で永続的な効果が得られるようになりました。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 35 13.54 13.07 5.71% 75.46
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 21 4.62 4.01 0.00% 62.38
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 20 7.90 7.68 0.00% 79.50
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 15 7.80 9.22 0.00% 72.07
100100xx99x0xx 糖尿病足病変 手術なし 手術・処置等2 なし - - 21.80 -
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - 3.36 - -
スクロールできます

皮膚科で入院となる疾患は、膿皮症などの細菌感染症が最も多くなっています。次いで、皮膚の良性腫瘍が21例、悪性腫瘍が20例でした。
当科では、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎(かぶれ)などのアレルギー疾患、蜂窩織炎や帯状疱疹、伝染性膿痂疹(とびひ)や白癬(水虫)などの感染症、膠原病や水疱症などの自己免疫疾患、皮膚腫瘍など多岐にわたって診療を行っています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 170 7.24 7.02 1.18% 73.56
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 151 2.14 2.50 0.00% 73.20
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 57 7.11 9.65 3.51% 67.16
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 44 11.05 13.14 6.82% 78.25
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 34 7.59 9.69 2.94% 71.91
スクロールできます

尿路性器悪性疾患として前立腺癌が急速に増加しており、さらに当院では膀胱癌・腎盂尿管癌の患者さんが非常に多く、腎癌も年々増加しており、入院患者さんの8割以上を悪性腫瘍が占めています。その他に重症尿路性器感染症の緊急入院患者が多いことも当科の特徴であり、時間外オンコール体制で救急対応を行っています。
精度の高い手術を提供できる手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)を2015年10月から腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術、2018年から腎部分切除術・膀胱全摘術に導入しています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 99 21.69 18.42 15.15% 74.27
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 91 20.91 20.57 25.27% 83.64
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 70 4.99 3.30 7.14% 75.63
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 62 11.77 9.07 3.23% 71.37
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 14.78 13.41 8.16% 76.96
スクロールできます

当科では、間質性肺炎の患者さんが99例と最も多くなっています。間質性肺炎は国の指定難病に該当する疾患も多く、一般に診断・治療が難しいため、専門外来を設けて遠方からの紹介、また、セカンドオピニオンにも対応しています。
次いで、誤嚥性肺炎が91例と多くなっています。当院は、神戸市内で高齢化率が高い長田区、兵庫区、須磨区の基幹病院であり、多くの誤嚥性肺炎の患者さんを診療しています。
増加をつつけている肺癌の診断、治療に関しては最も力を入れており、気管支鏡検査や超音波下生検などで病理診断を付けた後、外科との連携のもと手術可能例に対しては速やかに外科切除を行い、進行がんに治しては患者さんと相談のうえでエビデンスに基づいた治療を行っております。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 64 19.53 17.35 28.13% 83.56
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 41 3.10 3.06 0.00% 67.71
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 11.00 10.24 0.00% 79.12
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 17 4.59 4.36 5.88% 72.53
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 4.00 5.32 0.00% 72.93
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 14 12.64 13.14 14.29% 81.21
スクロールできます

西市民病院の医療圏では、高齢者の比率が多くなるに伴い、心不全入院が年々増加しています(64例)。入院患者の平均年齢は83.6歳となっています。狭心症を含む、慢性虚血性心疾患の患者さんが次いで多くなっています。集中治療室での入院加療が必要な急性心筋梗塞、急性心不全にも対応しています。下肢の閉塞性動脈硬化症や、腎動脈硬化症に対する血管内治療も行っています。

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 93 9.68 10.39 2.15% 71.31
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 29 14.41 13.74 6.90% 70.31
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 6.96 7.87 3.70% 75.93
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 13 17.92 20.43 7.69% 68.08
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり 12 34.67 34.08 16.67% 81.00
スクロールできます

当科では、慢性腎臓病の患者さんを多く診療しています。透析導入や外来維持透析管理、急性血液浄化などを行う血液透浄化部門での診療と、腎炎・ネフローゼ症候群や急性腎障害・慢性腎臓病、電解質異常など腎臓病関連疾患の診療を行っています。

リウマチ・膠原病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし 11 9.73 21.03 0.00% 62.45
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 14.75 - -
070470xx99x3xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 3あり - - 15.30 - -
070470xx97xxxx 関節リウマチ その他の手術あり - - 23.90 - -
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 なし - - 15.50 - -
スクロールできます

関節リウマチをはじめ、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス、強皮症、血管炎症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎などの自己免疫および炎症性疾患の診療を行っています。
特に関節リウマチにおいては、診察に関節エコーを取り入れ、治療においても生物学的製剤やJAK阻害薬などの最新の治療薬を積極的に取り入れています。また、リウマチ肺などの関節外症状や、感染症などの合併症に対しては、総合病院の特性を活かして各専門分野の医師と連携しながら診療にあたっています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 219 2.91 2.65 0.00% 69.66
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 215 6.94 9.21 2.79% 75.56
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 43 6.33 7.70 0.00% 64.49
060130xx0200xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 内視鏡的消化管止血術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 42 7.60 8.91 7.14% 75.31
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 41 9.12 10.48 2.44% 78.98
スクロールできます

消化管疾患では、内視鏡を用いた診断治療に力を入れています。食道・胃・大腸の早期癌に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)治療を標準に積極的に行っています。
膵胆道系疾患については、総胆管結石・胆管炎患者が当地域には多いのが特徴です。特に胆管炎を合併した総胆管結石に対する緊急処置は、24時間オンコール体制での対応を行っています。
肝疾患診療に対する体制づくりも積極的に行い、日本肝臓学会認定施設、兵庫県肝疾患専門医療機関に認定され、当地域の肝疾患に対応できる体制を整えています。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 41 12.27 14.41 4.88% 64.20
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 なし 22 11.86 11.15 0.00% 63.77
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 14 10.79 13.14 14.29% 71.36
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり - - 13.42 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 13.25 - -
スクロールできます

当科では、インスリン製剤による治療を伴う2型糖尿病の患者さんが最も多く41例となっています。2型糖尿病をはじめ、1型糖尿病、妊娠糖尿病(1型を含む)、その他糖尿病のすべての病態に対応しています
また、糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖抗浸透圧症候群、清涼飲料水ケトーシス、低血糖昏睡などで緊急入院する患者さんも多く、救急治療にも可能な限り取り組んでいます。
他科に入院される糖尿病の患者さんに対しても血糖管理を中心に関わることが多く、全入院患者の約1割を併診しています。

総合内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 27 14.07 13.14 25.93% 74.93
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 12 16.92 20.57 66.67% 79.50
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし - - 19.22 - -
070510xx99xxxx 痛風、関節の障害(その他) 手術なし - - 12.27 - -
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 3.70 - -
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 14.75 - -
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腎臓又は尿路感染症の患者さんが最も多く27例となっています。
当科では、診断がついていないために担当科を確定できてない方、当院の内科専門科のいずれにも該当しない方、担当科が複数にわたり主たる診療科が特定できない方など、専門内科との連携をもとに統合的な内科を行っています。

当院では、2019年10月より24年ぶりに脳神経外科診療を再開しました。すでに地域で実績のある脳神経内科と緊密な連携を図り、脳神経領域一般の疾患を当科と脳神経内科で協力して診療にあたっています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 87 2.00 2.71 0.00% 76.20
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.61 - -
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当科での入院患者さんは、白内障手術適応の方が最も多く87例でした。白内障以外の手術や精密な検査が必要な場合は、神戸アイセンター病院を中心に、患者さんのご希望に沿った病院へ紹介させていただいております。

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 27 11.52 10.15 0.00% 72.59
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 15 7.87 5.88 0.00% 63.93
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.61 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.37 - -
090010xx97x7xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 7あり - - 24.88 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.10 - -
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当科では、乳房の悪性腫瘍の乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの)の対象症例が最も多く、27例となっています。
乳がんの診断から手術・薬物治療・再発後の治療までの一貫した診療や、さらに、麻酔科、呼吸器内科、循環器内科、糖尿内分泌内科などと院内連携を緊密に図り、リスクのある患者さんも積極的に受け入れ、治療できる体制を整えています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 47 14 15 39   11 1 7
大腸癌 33 39 23 32 - 14 1 7
乳癌 17 12 - - - - 1 7
肺癌 49 15 34 103 13 55 1 7
肝癌 - 15 10 -   33 1 7
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※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌の患者さんについて、初発はUICCのTNMから示される病期分類別の人数を、再発は再発部位によらない期間内の患者数を集計しています。

消化器内科・外科では胃癌、大腸癌、肝癌の患者さんを、呼吸器内科・外科では肺癌の患者さんを多く診療しています。
消化器内科では、内視鏡を用いた診断治療に力を入れており、早期癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)治療を標準に積極的に行っています。
外科では、肺癌や直腸癌に対し手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)を行い、患者さんのQOLの向上・入院期間の短縮と早期の社会復帰を図っています。
また、III期やIV期の患者さんは特に肺癌、大腸癌、胃癌で多い傾向です。また、肺癌、肝癌については、初発治療後の再発として、入院治療される方の割合が多くなっています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 - - -
中等症 64 15.42 74.63
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

市中肺炎とは、院外の普段の生活の中で罹患した肺炎のことをいいます。
日本呼吸器学会、成人市中肺炎診療ガイドライン、肺炎重症度分類の定義に基づき、入院時の状態から重症度を決定しています。
当院では中等症の患者さんが大部分を占めており、平均年齢が74.63歳と高齢のため、平均在院日数は15.42日と長いことが分かります。

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 41 21.63 76.12 40.91%
その他 - - - -
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脳梗塞での入院患者さんを集計しています。
脳梗塞治療では迅速に治療を行うことがその後の患者さんのADL(日常生活動作)に大きな影響を与えます。当院では緊急に治療が必要な患者さんを常に受け入れることができる体制の確保に努めています。
リハビリ目的で4割の患者さんが転院されていることが分かります。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
一入院期間に複数の手術を行った場合は、主たる手術(一番点数の高い手術)のみをカウントしています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 145 1.43 5.66 2.07% 65.95
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 73 1.22 2.36 1.37% 72.84
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 55 3.95 10.95 7.27% 76.96
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 等 43 2.30 11.09 0.00% 72.40
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 29 0.31 3.10 0.00% 29.59
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当科では、腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多く145例でした。腹部に3~4か所の小切開のもと胆嚢を摘出し、術後5日前後での退院が可能です。
その他、大部分の症例に腹腔鏡下手術を行い、術後の痛みの軽減や早期退院が可能になっています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 62 2.58 17.03 61.29% 78.89
K0821 人工関節置換術(膝) 等 60 1.68 20.33 51.67% 73.18
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 28 3.39 18.93 78.57% 84.86
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 25 2.40 9.64 20.00% 68.20
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定) 19 1.68 18.63 52.63% 73.37
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骨折観血的手術が最も多く62例となっています。骨折部を手術的に開いて直接整復と内固定を行う方法です。
また、大腿骨近位部骨折に対する治療としての人工骨頭挿入術(股)が28例となっており、平均年齢が84.86歳と高齢であることが分かります。
当科では、患者さんによって、人工関節の正確な設置を目的としたコンピューターを使用したナビゲーションシステム手術も行っています。

産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等 52 1.00 5.04 0.00% 53.27
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 32 0.84 4.25 0.00% 44.50
K877 子宮全摘術 24 1.17 6.96 0.00% 51.96
K867 子宮頸部(腟部)切除術 20 1.00 1.00 0.00% 37.40
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術(腟式、腹式)) 17 1.06 6.76 0.00% 72.12
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最も多い手術は腹腔鏡下腟式子宮全摘術で52例でした。子宮筋腫の方に行うことが多いです。
当科では、子宮、卵巣の悪性疾患から子宮筋腫、卵巣のう腫、骨盤臓器脱(子宮膀胱脱)などの良性腫瘍まで幅広く対応しています。良性疾患に関しては可能な限り内視鏡下手術を行い、麻酔科、手術室の協力を得て緊急手術も内視鏡下に施行しています。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 28 1.00 6.00 0.00% 29.00
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 19 0.00 4.26 0.00% 35.47
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 13 1.00 5.85 0.00% 63.54
K344 経鼻腔的翼突管神経切除術 - - - - -
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの) - - - - -
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) - - - - -
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
K3192 鼓室形成手術(耳小骨再建術) - - - - -
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当科では、口蓋扁桃摘出術28例、扁桃周囲膿瘍切開術が19例でした。平均年齢が20代、30代と若年の方が多いことが特徴です。
また、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術にはナビゲーションシステムを取り入れ、より完全確実な手術が可能となっています。

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 19 0.26 7.00 0.00% 79.68  
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) 等 - - - - -  
K0063 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6㎝以上,12㎝未満) - - - - -  
K0062 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝以上,6㎝未満) 等 - - - - -  
K013-22 全層植皮術(25以上100未満) - - - - -  
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皮膚がんに対する皮膚悪性腫瘍切除術が19例と最も多くなっています。単純切除とはリンパ節郭清を伴わない病巣部のみを切除するものです。
高齢化に伴い、皮膚がんの患者さんは多くなっています。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 170 1.69 4.79 0.59% 73.75
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 35 2.69 10.43 17.14% 72.26
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 28 2.39 9.71 3.57% 72.75
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 27 2.22 11.41 0.00% 68.48
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの) 25 2.68 6.68 0.00% 74.36
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当科では、膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)が170例と最も多くなっています。浸潤性ではない早期の膀胱癌に対し、尿道から手術用内視鏡を挿入して病巣部を切除する手術で、開腹手術に比べて身体的負担が少ないことが特長です。次いで、経尿道的尿管ステント留置術が35例でした。
また、手術支援ロボット(ダヴィンチ)による腹腔鏡下前立腺全摘術を27例を施行しており、今後もより精度の高い手術を患者さんに提供することを目指しています。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 17 2.29 4.94 11.76% 75.00
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 16 1.31 4.44 0.00% 72.75
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 11 5.36 7.55 0.00% 78.55
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
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救急医療現場における循環器疾患の大きな柱である急性冠症候群や慢性冠動脈疾患に対するPCIはコロナの影響があり減少しています。また、安定冠動脈疾患に対する冠動脈血行再建が生存率に影響しないことが明らかとなり、ステント留置術は減少傾向です(17例)。閉塞性動脈硬化や急性動脈閉塞に対する血管内治療、血栓除去術が16例となっています。

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 49 6.10 13.41 10.20% 75.29
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) - - - - -
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 - - - - -
K6147 血管移植術(その他の動脈) - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
K691-2 経皮的肝膿瘍ドレナージ術 - - - - -
K608-3 内シャント血栓除去術 - - - - -
K607-2 血管縫合術(簡単なもの) - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
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慢性腎不全の患者さんの血液透析導入に必要な内シャント設置術が最も多く、49例でした。内シャント設置術は当院外科と連携して施行しています。
また、腹膜透析導入の際には、連続携行式腹膜潅流用カテーテル腹腔内留置術も行っております。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 180 3.06 7.69 5.00% 78.46
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 171 0.78 1.06 0.00% 70.57
K654 内視鏡的消化管止血術 75 0.95 7.31 17.33% 73.73
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 55 0.75 1.64 0.00% 67.45
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 42 0.98 7.69 2.38% 77.36
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当科では、良性胆管狭窄や閉塞性黄疸に対する内視鏡的胆道ステント留置術が180例と最も多くなっています。十二指腸乳頭から内瘻チューブをステントとして胆管内に留置し、胆汁の流れを良くする手術です。
また、大腸ポリープや大腸腺腫に対する内視鏡的治療(EMR)も多く施行しています。内視鏡下においてスネア状の電子メスを用いて切除する方法です。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 87 0.00 1.00 0.00% 76.20
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当科では1泊2日で白内障の手術を実施しています。令和3年度の実施は87例でした。

乳腺外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 20 1.30 9.00 0.00% 73.95
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 15 1.27 5.60 0.00% 63.93
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))) - - - - -
K4766 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施するもの) - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 - - - - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル以上) - - - - -
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当科での乳がんに対する手術のうち、最も多いのは乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)で20例でした。腋窩リンパ節転移がない、または可能性の少ないもので、癌の進展範囲が広く、乳房部分切除術が困難な方が対象の手術です。
次いで多いのは、乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)で15例でした。腫瘍を含む乳腺組織を部分的に切除し、乳房を温存する手術法です。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 10 0.14%
異なる - -
180010 敗血症 同一 34 0.48%
異なる 21 0.29%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.32%
異なる - -
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重篤な疾患である播種性血管内凝固症候群、敗血症等について、症例数と発症率を集計しています。

入院の契機が「同一」とは、たとえば敗血症の治療を目的に入院し、治療の結果、敗血症が最も医療資源を投入した病名である患者さんのことをいいます。一方、入院の契機が「異なる」とは、ある別の病気で入院したが、入院中に敗血症を発症し、その治療が主な治療となったものをいいます。
今後も、臨床的に根拠のある診断を基に投入された医療資源を勘案して入院費の請求を行うと同時に、手術や処置などは合併症を起こさないように細心の注意を払って施行していきます。起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。

更新履歴

・2022/9/26 病院情報の公開 初回公開

〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
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Fax:078-576-5358(代表)/ 078-579-1943(病診連携室)

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