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皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
※2022年10月から、当院の選定療養費が変わります。詳しくはこちらをご覧ください。

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ドクターインタビューINTERVIEW

手術という手段を武器に、 あらゆる状態の患者さんを見捨てない医療を目指す

消化器外科 松井 優悟

消化器外科 松井 優悟

消化器外科では消化器疾患に対する外科的治療を中心に診療しています。新しい治療方法をいち早く取り入れて手技を磨き、若手医師も切磋琢磨しながら成長できる雰囲気が強みです。専攻医時代からここで診療してきた松井優悟先生に、消化器外科医としての仕事のやりがいや魅力、指導体制などについて伺いました。

消化器内科との違いなど、消化器外科の特色について教えてください。

当科では、大腸がんのような悪性疾患のほか、胆石など胆のうの良性疾患や、鼠経ヘルニアを含むヘルニア全般の外科的治療に力を入れています。当然ながら、消化器内科と大きく異なるのは手術という手段を武器として診療している点です。すべての疾患に言えることではありませんが、内科的な治療で改善が見られないときの最終手段という位置づけで手術を行っています。

 

外科医といえば手術をするだけで、手術以外の治療はすべて内科医が担当すると思う方も多いのではないでしょうか。しかし、外科だからといってすべての治療を手術につなげるわけではなく、手術は治療方法の1つにすぎません。手術なしで可能な場合はその治療にもあたっています。医療機関や診療科によってさまざまですが、例えば当科では、がんに対する抗がん剤治療を行うこともあります。内科で抗がん剤を終えた後に根治手術を行う場合や、内科で大きな治療を行わず外科で対応する場合など、手術後の治療や経過観察などは私たちが担当しています。

専攻医時代に得た学びの中で、現在に活きていることは何ですか?

消化器外科医として治療に携わる中で、一口に手術と言ってもさまざまな側面があることを学んできました。手術だけでは治せない病気もあれば、患者さんによっては手術をしてはいけないこともあり、手術するにしても適切なタイミングを熟慮しなければならない場合もあります。がんの治療であれば、術前治療により手術の難易度が下がって手術で治る可能性が高まることもあります。

 

中には、手術後に予期せぬ合併症が生じたり、手術によって体力が落ちて回復が難しくなる患者さんもおられます。回復して退院された患者さんや、期せずしてお亡くなりになった患者さん一人ひとりのことを常に思い返し、さらにクオリティの高い治療にあたるよう努めていく。これが私たちの使命だろうと考えています。

 

外科医の仕事はリスクと隣り合わせではありますが、手術前の準備から術後管理まで、一通りの流れが滞りなく進んだときの嬉しさは何にも代えがたいものがあります。これをやりがいとして、日々の診療に邁進しています。

若手の医師はどのような体制で指導しているのですか?

診療科によって多少異なるかもしれませんが、消化器外科を含め、外科では若手も主治医として治療にあたるよう促しています。といっても、もちろん専攻医1年目からいきなりすべてを委ねるわけではなく、必ず上級医がついてしっかりサポートします。その際は一から指示せず、まずは若手に考えを促し、そこに軌道修正を加えながら一緒に関わっていきます。当院には何でも相談しやすい雰囲気があるので決して任せきりにすることはなく、少しずつ独り立ちしていくというスタンスです。

 

ただし、良くも悪くも自分次第でもあります。上から強要はしないぶん、どこまで伸びるかはその人の取り組み方によって違ってくるのではないでしょうか。どんな仕事にも言えることですが、自分から求めていかないと身につかないことも多いので、ある程度はガツガツと、一緒に切磋琢磨できたらと思います。

松井先生を含め若い先生方が活躍されていますが、職場はどんな雰囲気なのですか?

私自身は理学部で遺伝子について研究する中で医師に転向し、専攻医時代から当院に来て現在に至っています。他の大規模病院と比較すると当科の手術件数はそれほど多いわけではないのですが、実際に見に来ないと分からない、数字からは伝わってこない風通しの良さがあります。上級医の指導を受けて一戦力として鍛えられながら独り立ちできる土壌があり、私はここに来て良かったと感じています。初期研修・後期研修で当院を検討している方はぜひ一度見学に来てほしいですね。

 

当院では研究や学会参加が義務化されているわけではありませんが、日常診療と並行して研究を続けることも可能です。私も、コロナ禍では学会参加が難しかったときは、そのぶん論文を書く時間を作ったりしました。研究成果を世に伝える姿勢も大切にしていけるのはありがたいことです。

新たに導入する予定の治療など、今後のトピックについて教えてください。

ダビンチを用いたロボット支援下手術をすでに始めていますが、2022年4月にはさらに性能の高い機器を導入し、今後も積極的に進めていく方針です。手術支援ロボットは肛門に近い直腸付近の大腸がん手術において威力を発揮するので、直腸がんの手術では主流になりつつあります。患者さんのご希望によっては、肛門に近い直腸がんでも肛門を温存することに力を入れるほか、鼠経ヘルニアを含むヘルニア関連疾患にもこの手術を導入することを検討しています。

 

余談ですが、患者さんの中には「ロボットによる手術は従来の治療法よりもすぐれているんだ」と思う方もいらっしゃるようです。しかし、ロボット支援下手術と腹腔鏡手術で、行うこと自体は大きく変わりません。これまで腹腔鏡手術で難しかったことが、少しやりやすくなるといったイメージでしょうか。例えば、「私のがんは腹腔鏡では手術できないと言われました」とおっしゃる方の手術が、ロボットを使えば可能になるという可能性はかなり低いと思われます。ロボットの導入によって今まで治せなかったがんが治せるとは限らないので、過剰な期待をなさらないように説明することも私たち医師の役割だと考えています。

最後に、地域の患者さんへのメッセージをお願いします。

当院の患者さんはご高齢の方が多く、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のほか、脳梗塞の既往があるなど、何らかの基礎疾患をお持ちの方がほとんどです。基礎疾患の少ない若い患者さんと比べると周術期の管理に技能を要するところがあるため、他科としっかり連携して治療を進めています。重度の糖尿病や肥満がある患者さんなら糖尿病内科と一緒に治療していきますので、基礎疾患が原因で手術が難しいと言われた方も一度ご相談ください。

 

また、患者さんの中にはご高齢で身寄りのない方もいらっしゃるなど、手術が無事に終わって退院しても元通りの生活に復帰するのが難しいことがあります。そのような場合、私たちが重視しているのがコメディカルとの連携です。退院後もフォローすることで、あらゆる状況の患者さんを見捨てない医療を実現したいと考えています。

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