過剰歯とは, 正常な歯以外に過剰に形成された歯のことです. 上顎前歯部, 下顎臼歯部に多く認められ, 埋伏していることも少なくありません. 上顎正中過剰歯は正中離開など歯列不正の原因となることが多く, その場合は抜歯の適応となります.
遺伝因子の関与が指摘されていますが不明確です. 発生頻度には性差があり, 3-5 : 1 で男児に多いと言われています. 埋伏している過剰歯は逆生(反対向きに歯が生えている)のこともあります. 1歯のものが約7割, 2歯のものが約3割, 3歯以上のものは稀です.
お口全体のX線写真によって発見されることが多いです. 歯科用のCTで埋まっている位置の詳しい検査を行います.
歯列への影響を考慮し, 抜歯されることが多いです. 抜歯時期については永久歯への影響や年齢を考慮し検討する必要があります. 埋伏歯の場合, 比較的侵襲度が高くなるため当院では日帰り全身麻酔下での治療も行っています.
〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
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