心臓弁膜症、心房細動などをもつ患者さんに多く、発症早期は激しい腹痛にもかかわらず,腹部所見に乏しいという特徴があります。この段階でこの疾患を頭に思い浮かべることが、この疾患の早期診断のために最も重要であるのは昔も今も変わりありません。この時期において超音波検査は特異的所見に欠けるので、上腸間膜動脈血栓症を疑う場合には緊急造影CT検査を行い、必要に応じて緊急血管造影検査を行います。迅速な診断により手術を要さず、薬剤による血栓溶解療法で軽快する場合もありますが、発症から時間が経過すると、広範囲が腸壊死に陥り、死亡率の高い疾患です。大量腸管切除を行って軽快した場合には切除範囲によっては短腸症候群を呈する場合があります。
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