小児アレルギーチーム

目的

1.アレルギー患児の健全な成長のため多職種協働で治療を行う。
2.アレルギー患児を支援するため地域連携に取り組む。

構成

小児科医師、皮膚科医師、呼吸器内科医師、看護師、助産師、管理栄養士、薬剤師、事務から構成されています。

活動

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎は慢性疾患であり気長に日常からの治療に家族で取り組んでいくことが必要です。そのためには疾患についての正しい知識、薬の使い方、日常生活の注意点等を、繰り返し医療従事者が患児や家族に説明していく必要があります。また小児科の特性ではありますが、アレルギーマーチの予防や年齢に応じた対応を考慮しながら児の健やかな発育・発達も支援する必要があります。呼吸器内科・皮膚科の医師とも連携をとり、小児から成人への移行期医療も目指していきます。

アレルギー疾患への指導

喘息治療の吸入を「いかに嫌がらずに効果的に続けてもらうか」
吸入デバイスの選択・指導、喘息日誌の活用。ステロイド外用薬を「いかに適切に使ってもらうか」
スキンケア指導、アトピー日誌の活用など・・・「医師にいきなり言われて質問もできなかったけれど、看護師さん・薬剤師さんに後でゆっくり説明してもらうと、色々聞きたいことが浮かんできて解決できた。」という話も聞きます。
当院では多職種連携をとることにより、より専門的で充実した診療を患者に提供することを目指しています。

アレルギー予防

当院では年間約500件の出産があります。アレルギー予防としての観点から、助産師の新生児への沐浴指導時にスキンケアの仕方の説明を母親にしています。また希望された母親には医師より「アレルギー予防の話」をおこなっています。
2018年より小児アレルギーチームに助産師も加わり、ほのぼの教室(母親学級)・すくすくサロン(子育てサロン)においても、アレルギーに対する正しい知識をもってお母様方に接していくことを心がけます。

食物経口負荷試験

近年、食物アレルギー患者数は増加しています。診断において血液検査は補助診断であり、食物負荷試験が確定診断に有用です。当院では緊急時に備えた体制作りをし、2017年度は入院180件の負荷試験を行っております。管理栄養士は食物負荷試験の結果等から安全な食物摂取量と、その具体的な食品提示をし、また栄養不足にならないように代替食品について等の栄養指導を行っております。

「アレルギー対応講習会」「地域連携の会」開催

アナフィラキシー既往のある患児にはアドレナリン自己注射薬であるエピペン®が処方されています。医療機関外での緊急時補助治療薬として大変有用なものです。しかし実際に使用するとなれば、どのような症状の時に、どのように使うか等の具体的な指導が必要です。また食物アレルギー症状は給食がある園や学校でも起こりえるため、食物アレルギー児をとりまく全ての人が緊急時対応を把握し、適切に使用できるようにしておく必要があります。
2015年からは年1回「食物アレルギー児童にたいする地域連携」の会を開催し、地域の医師・施設関係者・救急隊・行政等の多職種の方々に御参加していただいております。また2017年より、月1回「アレルギー対応講習会」も開催し、より多くの施設関係者の方や患児の家族の参加も出来るようにしました。子どもも一緒に参加できる機会も企画していきます。

食物アレルギー症状対応講習会のご案内(エピペン講習会)

平成30年12月・平成31年3月分申込用紙

「小児アレルギー教室の年間スケジュール・申込書(平成31年度)」

「赤ちゃんのアレルギー予防講習会ご案内(5月・10月開催)」

食物アレルギー地域連携の会

食物アレルギー地域連携の会において挙げられた問題や疑問への専門医師や参加者からの回答や意見をまとめてリーフレットを作成しました。

「食物アレルギー児への対応~こんなことが困るよね~」リーフレット

アレルギーチーム講習会の様子1 アレルギーチーム講習会の様子2

メンバー紹介

氏名 職種
代表 田中 由起子 医師(小児科)
メンバー 金子 正博 医師(呼吸器内科)
小倉 香奈子 医師(皮膚科)
光田 好寛 医師(小児科)
後藤 たみ 看護師
山口 陽恵 助産師
荒木 雄穂 看護師
岡田 梨亜 看護師
米田 聡子 看護師
渡木 綾子 看護師(PAE)
大橋 千晶 看護師
井上 舞 看護師
藤本 あずさ 看護師
阪田 真由 助産師
上加世田 香里 助産師
岡本 有希 助産師
赤沢 尚美 管理栄養士(PAE)
秋山 由樹 管理栄養士
巽 弥生 薬剤師
金城 奈美 薬剤師
平野 美優 薬剤師

※PAE:小児アレルギーエデュケーター(日本小児臨床アレルギー学会認定資格)

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