病理診断は、顕微鏡を覗けばできるというものではなく、臨床情報が非常に大切です。本院の病理検査室は臨床医とのコミュニケーションを大事にしています。
医師は部長1名(日本病理学会認定病理専門医)。技師は5名で、その全員が日本臨床細胞学会認定細胞検査士の資格を有しています。
剖検は院内でお亡くなりになった患者で、御遺族の承諾が得られた場合、その患者の御遺体を解剖させていただき、各臓器の肉眼所見、病理組織所見を検討し、生前の臨床上の疑問点の解決を目指すものです。
その剖検の結果を臨床医と検討する場が、臨床・病理検討会(CPC)です。ほとんどの施設では、病理組織所見をあらかじめでデジカメで撮影し、その画像をパワーポイントで編集し、モニターに投影し説明しています。しかしこの形式では、病理標本の見方をある程度習得していなければ、病理医の説明の理解は困難です。またデジカメで撮影していない部分の説明はできません。本院では、10名が同時に観察できる教育用顕微鏡を使い(写真)、その病理組織所見を実際に顕微鏡を観察しつつ説明し、理解を容易にしています。
教育用顕微鏡
病理組織診断、細胞診診断、術中迅速病理診断、剖検、および研修医を主な対象とした、臨床・病理検討会(Clinico-Pathologic Conference:CPC)を行っています。
名前 | 勝山 栄治 |
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役職 | 部長 |
卒年 | 昭和54年 |
専門分野 | 外科病理、臨床病理 |
認定医・専門医・指導医 | 日本病理学会認定病理医・病理専門医 日本臨床細胞学会認定細胞診指導医 |
〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
地図で見る Tel: 078-576-5251
Fax:078-576-5358(代表)/ 078-579-1943(病診連携室)
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