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当院を受診いただく際に、できるだけ
かかりつけ医の「紹介状」をお持ちください。

すでに他の病院や診療所にかかっておられる症状に対して、初診で当院の受診を希望される方は、他院からの紹介状をお持ちいただくことをお勧めいたします。なお、当院を他院からの紹介状なしに初診で受診される場合、非紹介患者初診料加算金(選定療養費)として、7,000円(歯科口腔外科のみ5,000円[税込])をご負担いただいております。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

受付時間 8:30~11:45

受診される診療科によって受付終了時間が異なりますので、
こちらから詳細をご確認ください。

外来診療日

月曜日〜金曜日

休診日:祝休日・年末年始(12月29日~1月3日)

救命救急外来の受付は24時間行っています。

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診療科・部門のご案内DEPARTMENT

循環器内科

ご挨拶

循環器内科は、主に心臓病の診療にあたります。また、心臓以外の血管(大動脈、腎動脈、四肢の動静脈など)が狭窄、閉塞する病気も担当しています。循環器内科疾患は一刻を争う病態に陥りやすく、特に心筋梗塞に限っては、できるだけ早く閉塞した冠動脈の再灌流が必要です。緊急時に心臓カテーテルが必要とされる緊急患者の受け入れは、なるべく断らないように努力しています。現在写真掲載している常勤医4名で診療に当たっています。

診療科紹介

当科では、循環器疾患を対象にした幅広い診療を行っています。外来で最も数の多い高血圧症は、動脈硬化性疾患の危険因子の一つです。そのほかの心臓血管の危険因子(脂質異常等)とともに積極的に治療しております。虚血性心疾患(狭心症)は、各種負荷試験・心エコー図(冠動脈血流評価を含む)・心カテーテル検査を行い、治療方針を決定します。心臓弁膜症は、自覚症状・身体所見により弁膜症が疑わしい場合はより詳しい検査を行い、内科的治療および外科での手術適応を決定します。さらに 心不全や様々な心疾患・大動脈疾患も非侵襲的手法と侵襲的手法を組合せ、より的確な診断と治療をめざしております。冠動脈狭窄の評価には64列MDCTも行っており、冠動脈疾患の診断に役立っています。さらに糖尿病や慢性腎臓病など動脈硬化性疾患の発症・病態に関与する疾患では、担当科とともに協同して予防と治療に対処していきます。循環器内科に入院される患者さんで一番多いのが心不全の患者さんです。2021年から心不全の治療は大きく変わります。新たな心不全治療の薬が処方できるようになりました。これまで使用してきたベータ遮断薬、MRAに加えてARNI、SGLT2といった新しい薬が使用できるようになりました。心不全治療の選択肢が増え、これまでの治療とは異なる新しい時代を迎えます。西市民病院は急性心筋梗塞を含めた急性期医療を担うことを推進していくと共に、地域医療機関との連携を深め、状態が安定した患者さんの在宅医療への支援を行っていきます。

主な対象疾患・診療内容

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞):心臓は心筋という筋肉が動くことによって全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。心筋にエネルギーを供給する血管を冠動脈と呼びます。冠動脈は3本あり左冠動脈は前下行枝と回旋枝の2本。右冠動脈は1本あります。

心臓に血液を運ぶ3本の冠動脈

心臓の図

日本人の死亡原因の第2位を占める心臓病。その約半数が、冠動脈の内腔が狭くなることで起こる「心筋梗塞」や「狭心症」などが原因です。治療法が進歩しているにもかかわらず、急性心筋梗塞では、約30%の人が死亡しており、その多くは発症後短時間の死亡で、命にかかわる病気の1つといえます。心筋梗塞は多くの場合、その前段階である狭心症の段階で治療すれば防ぐことが可能です。
冠動脈が動脈硬化等により細くなったり(狭窄)つまったり(閉塞)して血液の流れが悪くなり、心臓の筋肉にエネルギーを十分に供給できなくなった状態を虚血性心疾患と呼びます。代表的な疾患に狭心症と心筋梗塞があります。多くの場合、まず胸の真ん中が広い範囲で痛くなります(前胸部痛)。この痛みは左肩から背中に拡がったり、顎が抜けそうな感じを伴ったりします(放散痛)。狭心症では運動や食事、入浴などの負荷がかかったときに胸が痛くなり、安静にすると自然に痛みが治まります。この痛みが安静時にも出現したり、1日に何回も起こるときは心筋梗塞になりかけている、危険な状態と考えられ、不安定狭心症と呼ばれます。冠動脈が閉塞してしまう心筋梗塞では、痛みは治まりません。ただし症状は人それぞれで異なり、糖尿病の患者さんの中には、痛みを伴わないこともあります。

動脈硬化が進行しプラークができる

動脈硬化が進行しプラークができる

高度な動脈硬化による安定狭心症

高度な動脈硬化による安定狭心症 血栓で血流が悪くなる不安定狭心症

血栓で血流が悪くなる不安定狭心症

高度な動脈硬化による安定狭心症 血栓で血流が悪くなる不安定狭心症

血栓が閉塞して心筋梗塞となる

血栓が閉塞して心筋梗塞となる

虚血性心疾患の治療

治療としては以下の3つがあげられます。

  • 薬物療法
  • 冠動脈インターベンション(心臓カテーテル治療)
  • 冠動脈バイパス術

このうち、薬物療法は治療の基本で、通常は薬物療法を行った上で、冠動脈インターベンションや冠動脈バイパス術を 行います。循環器内科が冠動脈インターベンションを担当します。冠動脈バイパス術の場合、近隣の神戸大学病院もしくは神戸市立医療センター中央市民病院にて行われます。  

  • 経皮的冠動脈インターベンション(PCI)
    狭くなった、あるいは詰まった冠状動脈(冠動脈:心臓の筋肉を栄養する血管)を治療するために行われる非外科的処置(循環器内科医が担当します)の総称です。大腿動脈(足の付け根)や橈骨動脈(手首)、あるいは上腕動脈(肘部)を通して、血管内に筒状のカテーテル(2〜3mm径)を冠動脈入口部に持ち込んだ後、造影剤とX線イメージングを使用して冠動脈を観察します。その後、ガイドワイヤー(通常0.35mm)と呼ばれる髪の毛ほどの太さの柔らかい針金で病変部を通過させ(図2)、それに載せる形で風船(バルーンカテーテル)を病変部に進め、バルーンを拡張して狭窄や閉塞を解除します(POBA: percutaneous old balloon angioplasty)(図3)。その後、折り畳んだステント搭載した「ステント付きバルーンカテーテル」を病変部に持ち込み(図4)、内側のバルーンを拡張してステントを展開します(図5)。これにより血管の拡張状態を確実に保持することができます(ステント留置術)。治療後はスムーズに冠動脈の血液が流れています(図6)。PCIは、関連する学会専門医や認定医など一定の基準に達した熟練した術者が適切な施設環境において行うことを原則としています。

1 冠動脈が完全閉塞した急性心筋梗塞

血液の流れ

2 ワイヤー通過で少し血流改善

血液の流れ

3 風船で閉塞部を拡張

血液の流れ

4 血流は改善したが、拡張は不十分

血液の流れ

5 薬剤溶出ステントを拡張中

血液の流れ

6 療後の造影〜血流が改善

血液の流れ
  • 冠動脈バイパス術
    PCIができないような冠動脈血行再建には、冠動脈バイパス移植術(CABG(しばしば「バイパス手術」と呼ばれる)が行われます。CABGは体内の他の場所(内胸動脈や下肢の静脈)から自身の血管を取り出して移植することによって狭窄冠動脈を迂回する方法をとるため血管の中から治療するPCIとは発想が異なるものです。病変の数、病変の複雑さ、糖尿病患者など特定の状況下では、PCIよりCABGを選択する方が予後(命に関わる出来事を起こさない期間)が優れている場合があります。バイパス術になった場合は近隣の神戸市立医療センター中央市民病院もしくは神戸大学病院での手術となります。

    バイパスとして使う血管

    バイパスとして使う血管

    バイパス手術

    バイパス手術
  • 心臓リハビリ
    当院では心臓リハビリテーションも行っています。心臓リハビリテーションとは、心臓に栄養を供給する血管(冠動脈)に疾患のある患者様を対象とした運動療法を中心としたリハビリテーションです。心不全(病気などにより心臓の働きが低下した状態)を起こした患者さんが、心臓の機能改善をはかって質の良い生活を送るためのプログラムです。医師の指導のもとに運動などを行って、心機能を高めたり、心臓の病気の再発率を低くすることを目指します。リハビリテーション専用のリハビリ室を設置しており「CPX(心肺運動荷試験)」というリハビリテーション機器を導入しています。「CPX」は有酸素運動能力を数値化できる機器で、自転車をこぐことで運動能力を計測できます。測定結果を見ながら心臓の病気の予防などに効果的に役立てています。また、リハビリテーション継続後に「CPX」で検査すると、心肺機能の改善具合を数値で実感することが可能です。数値がわかると、患者様の自信と励みにも繋がります。社会復帰の目安を明確に立てることにも役立てられます。心臓リハビリを行うことで心疾患の予後が改善することが知られています。
名前 高橋 明広
役職 部長
卒年 昭和63年
専門分野 循環器疾患全般
認定医・専門医・指導医 日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医・近畿支部評議員 日本循環器学会 循環器専門医 日本心血管インタベーション治療学会認定医 神戸大学医学部臨床教授
名前 吉野 智亮
役職 医長
卒年 平成5年
専門分野 循環器疾患全般
認定医・専門医・指導医
名前 永野 雄一朗
役職 医長(救急部医長 兼務)
卒年 平成21年
専門分野 循環器疾患全般
認定医・専門医・指導医 日本内科学会認定医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会総合内科専門医
名前 田畑 論子
役職 医長
卒年 平成22年
専門分野 循環器疾患全般
認定医・専門医・指導医 日本内科学会認定医 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医
名前 小堀 敦志
役職 医長 (中央市民病院)
卒年 平成8年
専門分野 不整脈疾患、カテーテル・アブレーション、ペースメーカー治療
認定医・専門医・指導医 日本内科学会 認定医・総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医 植え込み型除細動器登録医 両心室ペースメーカー治療登録医
午前

【4診】高橋※1

【4診】吉野

【4診】高橋※1

【4診】★田畑

【8診】第2週 小堀※1

第2木曜 不整静脈外来

【4診】永野

午後

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※1 受付は11:30まで

※2 受付は11:00まで

循環器内科の詳細を見る

2023年度診療実績

冠動脈造影 80例
PCI総件数 24例
IABP件数 3例
PCPS 0例
下肢EVT 11例
ペースメーカー植込み

19例

冠動脈CT 41例
大血管CT 36例
心臓MRI 3例
経胸壁心エコー 2,574例
トレッドミル負荷試験 91例
スクロールできます

医療関係者の方

深夜を除いて、ST上昇型急性心筋梗塞にも可能な限り緊急カテーテルで対応します。緊急入院が必要な際は 電話連絡ください。

診療科
看護部
薬剤部
臨床検査技術部
放射線技術部
リハビリテーション技術部
臨床工学室(CE室)
栄養管理室
地域医療部
チーム医療推進部

〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
地図で見る Tel: 078-576-5251
Fax:078-576-5358(代表)/ 078-579-1943(病診連携室)

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