持続的な圧迫による血流障害により生じる皮膚損傷の事をいい、一般的には「とこずれ」と言われています。
局所の長時間の圧迫により生じ、仙骨部、坐骨部、踵などに骨が突出した部位に好発します。対策として除圧(体位変換、体圧分散、摩擦・ずれの防止)、スキンケア、栄養管理などが重要であり、多職種からの総合的なアプローチが必要です。
我々褥瘡対策チームは、様々な角度から多職種で連携し、褥瘡の予防、治療に取り組んでおります。
毎週金曜日に褥瘡対策チーム全員で重症患者の回診・処置を行っています。 回診後、各部署がそれぞれの専門的な観点から問題を提起し、食事メニュー、リハビリ内容、薬剤、適した体位・ベッドなど様々な項目の検討を行います。
毎月第2金曜日にはチーム会を開催し、1ヶ月間の褥瘡の新規発生数、治癒人数を報告し、重症症例・悪化症例につき対策を話し合っています。内容は、主治医・病棟にフィードバックされます。
月1回褥瘡対策委員会を開催し、症例検討、マニュアルの検討のほか様々な内容につき勉強しています。
毎週金曜日 | 褥瘡回診(チーム全体で重症症例を回診、検討) |
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毎月第2金曜日 | チーム会(重症症例の検討) |
毎月1回 不定期 | 褥瘡対策委員会 |
褥瘡回診の模様
スタッフ
皮膚科医師3名、皮膚・排泄ケア認定看護師3 名、薬剤師5名、臨床検査技師1名、管理栄養士2名、理学療法士2名の計16名で構成しています。
〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
地図で見る Tel: 078-576-5251
Fax:078-576-5358(代表)/ 078-579-1943(病診連携室)
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