受付時間:平日8:45~11:45
※土日祝は9:00~11:45までに
代表番号へお電話ください。
受付時間:平日13:00~16:00
当院の基本理念である「地域の中核病院として」「安全で質の高い心のこもった医療を提供」することで、市民から信頼され、市民の心の支えとなる小児科を目指しています。これからもどうぞよろしくお願いします。
小児科は令和5年(2023年)4月現在、常勤医5人、非常勤医3人で診療しています。
午前は、主に急性期疾患を対象とした一般外来を行っています。初診の場合は、できるだけかかりつけ医の先生に書いていただいた紹介状を持参していただきますようお願いします。診療受付は11時45分までです。
午後は、乳幼児や学童の慢性疾患中心の予約外来や専門外来、乳児健診を行っています。専門外来では、下記の通り、アレルギー疾患、神経疾患、循環器疾患の診療等を行っています。特にアレルギー疾患に関しては、アレルギー専門医以外にも、看護師や管理栄養士、薬剤師など多職種のスタッフによる分かりやすい指導を心掛けています。詳しくは小児アレルギーチームのページをご参照ください。
午前の外来では、小児科一般診療として、主に急性疾患の診療を行っています。肺炎、喘息、胃腸炎、中耳炎、川崎病、熱性痙攣、脱水症などで自宅療養では治療が困難と思われる場合などは、入院治療を行っています。入院病棟は、原則として5階病棟です。入院中は、家族の方などの付き添いが必要ですが、ご家族の負担も考え、外来治療可能な段階での早期退院を目指しています。
病気によっては、パンフレットや冊子を使用して、どんな病気なのか、どのような治療をするのか、自宅で気を付けるのはどのような点か、などをご自宅で確認していただけるよう説明し、お渡ししています。実際の診療においては、単に、病気の治療に留まらず、病気に対する知識や家庭でのお子様のケアについても、時間の許す限り説明し、ご家族の不安を少しでも和らげるように心掛けています。
外来で軟膏を塗っている様子です。
イラストを使って病気の説明をしています。
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患に対して、ガイドラインに沿った診療を行っております(予約制のアレルギー専門外来:火・水の午後)。アレルギー専門の医師、看護師、管理栄養士が個別に喘息指導やスキンケア指導、栄養指導などをしてアレルギー患児やご家族の支援を行っています。食物アレルギーに関しては、食物経口負荷試験(日帰り入院)をしています。また、スギ、ダニによるアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法も行っています。その他、当院ではアレルギー患児に関わるご家族や教職員の方などへのアレルギー疾患に対する講習会を、月に1回開催していますので、患者さんへのページをご確認ください。 アレルギー疾患の症状や治療、対応方法などに関して、パンフレット形式で分かりやすくまとめたものを小児アレルギーチームだよりとして掲載していますので、是非ご覧ください。
毎週木曜日の午後に神戸大学医学部附属病院小児神経内科の応援診療により、小児神経内科外来を行っています。主に痙攣やてんかんなどの診療を行っています。予約制になっていますので、かかりつけ医の先生からFAX予約を取っていただいて受診してください。
第1、第3、第4金曜日の午後は小児循環器科の先生に応援診療に来ていただき、心エコー検査を中心とした小児循環器外来を行っています。心エコー検査は鎮静剤を使用せず、おもちゃであやしたり、DVDを流したりしながら行っています。先天性心疾患や不整脈の診療、川崎病罹患後の経過観察などを行っています。予約制になっていますので、かかりつけ医の先生からFAX予約を取っていただいて受診してください。
早産児、先天性心疾患や慢性肺疾患を持つ乳幼児に対して、RSウイルス感染症の重症化を防ぐ目的でシナジス投与を行っています。原則として7月~翌年4月の木曜日の午後に行っています。予約制になっていますので、かかりつけ医の先生からFAX予約を取っていただいて受診してください。
当院産科では、令和4年(2022年)に284人の新生児が生まれました。新生児に関しては、小児科医が、出生後24時間以内と退院時には診察を行います。心配なこと、不安なことがあれば、気軽に声をかけてください。新生児聴覚スクリーニングとして、当院では自動聴性脳幹反応(AABR) で検査を行っています。早産児(在胎35週以降)や低出生体重児の他、呼吸障害、黄疸、嘔吐などの病状が認められた場合は、可能な範囲内での診療を行い、専門医療が必要な場合には、新生児医療専門施設への搬送も行っています。
新生児室の写真です。
名前 | 江口 純治 |
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役職 | 部長 |
卒年 | 平成元年 |
専門分野 | 小児科一般、小児腎疾患 |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医・認定指導医 出生前コンサルト小児科医 |
名前 | 田中 由起子 |
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役職 | 医長 |
卒年 | 平成2年 |
専門分野 | 小児科一般、小児アレルギー |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医・認定指導医 日本アレルギー学会専門医 出生前コンサルト小児科医 |
名前 | 安島 英裕 |
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役職 | 医長 |
卒年 | 平成3年 |
専門分野 | 小児科一般 |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医・認定指導医 |
名前 | 小柴 ゆかり |
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役職 | 医長 |
卒年 | 平成15年 |
専門分野 | 小児科一般 |
認定医・専門医・指導医 | 日本感染症学会小児感染症認定医 小児科学会専門医・認定指導医 臨床研修指導医 出生前コンサルト小児科医 ICD(インフェクションコントロールドクター) |
名前 | 岡 なつこ |
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役職 | 専攻医 |
卒年 | 平成31年 |
専門分野 | 小児科一般 |
認定医・専門医・指導医 |
名前 | 則武 加奈恵 |
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役職 | 非常勤 |
卒年 | 平成14年 |
専門分野 | 小児循環器科 |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医 |
名前 | 老川 静香 |
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役職 | 非常勤 |
卒年 | 平成25年 |
専門分野 | 小児神経内科 |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医 |
名前 | 吉野 翔子 |
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役職 | 非常勤 |
卒年 | 平成20年 |
専門分野 | 小児科一般、小児アレルギー |
認定医・専門医・指導医 | 小児科学会専門医・認定指導医 アレルギー専門医 地域総合小児医療認定医 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 |
【1診】江口
【2診】★小柴
【3診】★田中 アレルギー外来 |
【2診】江口 【3診】安島 |
【1診】★岡
【2診】★田中 アレルギー外来
【3診】安島 |
【2診】★岡
【3診】安島 |
【1診】★小柴 【2診】江口
【3診】★岡 |
午後 |
乳児健診 14:30〜15:30
【3診】★田中※1 |
【1診】★田中※1 アレルギー外来 14:30〜16:00
【2診】江口※1
【3診】★小柴※1 |
【1診】★岡 【2診】★田中※1 アレルギー外来 14:30〜16:00
【3診】★小柴※1 |
【1診】★老川※1 小児神経外来
【2診】シナジス・予防接種交代制※1 14:00〜15:30
【3診】★吉野※1 アレルギー・スキンケア |
【1・2診】乳児健診 14:30〜15:30
【3診】★則武※1 小児循環器 第1・3・4金曜 |
※1 予約診察のみ
【備考】
初診はFAX予約が必要です。(※当院では諸事情により小児頭痛外来を閉鎖いたしました。慢性頭痛、起立性調節障害、摂食障害、不登校、心身症、小児精神疾患の診療は行っておりません。ご紹介いただいても新規の受付は致しませんのでご了承ください。)FAX予約の手順はこちらをご覧ください。
クリニカルパス(クリティカルパス)とは、治療や検査の標準的な経過を説明するため、入院中の予定をスケジュール表のようにまとめた計画書です。入院の際、患者さんにお渡しして、入院中に受ける検査・手術の予定や手術後のリハビリなどの治療内容、食事・入浴などの生活の流れを十分ご理解いただき、安心して入院生活を送っていただくためのものです。
また、従来の医師によってばらつきがあった医療の内容を標準化し、医師、看護師をはじめ、医療にかかわるスタッフ全員が患者さんの治療計画を共有化することにより、チーム医療に役立て、医療の安全や医療の質の向上を目的としたものです。
しかし、すべての患者さんにクリニカルパスが使用できるわけではありません。標準化しにくい疾患の場合や、患者さんの状態によってはクリニカルパスが使用できないこともありますのでご了承ください。
当院では、患者さんに治療内容などを十分にご理解いただき、安心して入院生活を送っていただくため、積極的にクリニカルパスの導入を進めています。
※令和3年度実績については、コロナ禍の影響を大きく受けています。
個別栄養指導 入院 | 206件 |
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個別栄養指導 外来 | 76件 |
エピペン0.15mg処方 | 72本 |
エピペン0.3mg 処方 | 35本 |
脳波検査 | 39件 |
心エコー(臨床検査部) | 41件 |
心エコー(小児循環器外来) | 202件 |
トレッドミル運動負荷心電図 | 2件 |
ホルター心電図 | 14件 |
開催日時 | 内容 | 参加人数 |
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5月12日 |
食物アレルギー基礎知識 鶏卵アレルギー対応食 アレルギー症状対応について |
41 |
6月2日 |
食物アレルギー症状対応 具体的な食物アレルギー症状対応について |
40 |
7月7日 | 食物アレルギー症状対応・役割分担について 小麦アレルギー対応食 |
33 |
8月4日 | アレルギー予防 | 28 |
10月6日 |
喘息への具体的対応 |
24 |
11月10日 |
アトピー性皮膚炎への具体的対応 |
50 |
12月1日 | アトピー性皮膚炎の合併症 | 20 |
2月2日 |
思春期喘息 子どもの喘息発作時対応 |
22 |
3月2日 |
食物アレルギー基礎知識と 症状対応・食品表示の見方など |
32 |
アレルギー講習会(Web開催):月に1回開催しています。
患者さん向けのお知らせをご確認ください。
上記専門外来へご紹介いただく場合は、FAX予約(078-579-1943)をご利用ください。
急性疾患のご紹介は、「小児科時間内救急当番医」にご連絡ください。
〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
地図で見る Tel: 078-576-5251 Fax:078-576-5358