診療受付時間

当院を受診いただく際に、できるだけ
かかりつけ医の「紹介状」をお持ちください。

すでに他の病院や診療所にかかっておられる症状に対して、初診で当院の受診を希望される方は、他院からの紹介状をお持ちいただくことをお勧めいたします。なお、当院を他院からの紹介状なしに初診で受診される場合、非紹介患者初診料加算金(選定療養費)として、7,000円(歯科口腔外科のみ5,000円[税込])をご負担いただいております。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

受付時間 8:30~11:45

受診される診療科によって受付終了時間が異なりますので、
こちらから詳細をご確認ください。

外来診療日

月曜日〜金曜日

休診日:祝休日・年末年始(12月29日~1月3日)

救命救急外来の受付は24時間行っています。

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皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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診療科・部門のご案内DEPARTMENT

認知症疾患医療部(認知症疾患医療センター)

診療内容・特色

認知症疾患の鑑別を主体とした外来を実施しています。基本的には鑑別診断と薬物治療導入までの診療を実施し、かかりつけ医の先生にお返しします。また、2018年10月より認知症疾患医療センター、2019年より神戸市による認知症診断補助制度の2次検診機関として活動しております。

診断までの流れ

問診・診察

具体的にどんな症状がいつ頃からあるのかをお尋ねします。どういった認知機能が低下しているのか、問診とともに診察を実施いたします。
また生活の中で出来なくなったことがあるかお尋ねします。金銭管理はできるか、買い物での品物選び、支払いができるか、料理はできるか、掃除洗濯はできるか、携帯電話など電化製品を使えるか、くすりを飲んでおられるなら自分で管理できているか、着替えはできているか、入浴はできているかといったことをお尋ねしています。
家での様子は診察室で把握できませんので、ご存知の方(ご家族様)との受診をお願いしております。

神経心理検査

MMSE、MoCA-Jなどを行います。別の日にADAS-Jcogなどを実施することもあります。

診断に関して

診断に関して
診断に関して

認知症を来たす脳疾患には、アルツハイマー病や脳血管障害、レビー小体病などがあります。
受診いただいた方の診断内訳は下図のようになります。(令和4年度実績)

診断に関して

治療・地域連携に関して

基本的には認知症疾患診療ガイドライン2017にのっとっての治療を実施しています。
なお、認知症の行動・心理症状(BPSD:暴言や暴力、興奮、抑うつ、不眠、昼夜逆転、幻覚、妄想、せん妄、徘徊、もの盗られ妄想、弄便、失禁など)の治療目的での受診の場合は、基本的には精神神経科医師にお願いしております。
非薬物療法として、兵庫県音楽療法士会様にご協力いただき音楽療法を実施しています。
その他、治験に参加するなど新規治療法にも積極的に取り組んでいます。
また院外の多職種の方々と事例検討会等を実施しています。

音楽療法

音楽療法の様子

教育に関して

患者様、家族様向けの勉強会を実施していますが、現在は休止中です。
医療従事者向けに認知症対応力向上研修やオープンカンファレンス等を実施しています。
日本認知症学会専門医教育施設認定(2022年1月認定)です。

認知症対応力向上研修の様子

認知症対応力向上研修の様子

その他

アルツハイマー病については、その原因となるアミロイドは認知症になるより25年も前から脳にたまると言われているので、若い頃から対策が必要です。認知症リスクを減らすためにも以下のことが大事と考えています。(参考:The WHO Guidelines on risk reduction of cognitive decline and dementia

  • 運動しましょう
  • タバコはやめましょう
  • バランスよく栄養をとりましょう
  • アルコールはひかえましょう
  • 頭を使いましょう
  • 社会参加しましょう
  • 体重に気をつけましょう
  • 血圧に気をつけましょう
  • 糖尿病に気をつけましょう
  • 脂肪やコレステロールに気をつけましょう
  • 楽しく過ごしましょう
  • 難聴に気をつけましょう

その他、(薬に頼らない)自然な睡眠を十分にとることも大事であろうと思います。睡眠中に、前述のアミロイドが脳から排出されるのではないか、という報告もあります。

認知症となっても安心して過ごすことのできるまちであることは重要であり、そのための活動をしていきます。 一方で、認知症となりにくい生活習慣も重要なことであり、啓発していきたいと考えています。

認知症疾患医療センターの紹介

認知症疾患医療部(神戸市認知症疾患医療センター)の組織

認知症疾患医療部(神戸市認知症疾患医療センター)の組織図

神戸市より指定を受け、認知症の診断、治療、医療、生活、介護の相談、地域の関係機関との連携や研修を行う専門医療機関です。

事業内容

  • 鑑別診断、治療方針の選定
  • 身体合併症・周辺症状への急性期対応
  • 専門医療相談
  • 認知症家族会の開催
  • 域保健医療介護関係者への研修
  • 進行予防事業の実施
  • 地域への情報発信・広報・啓発
  • 認知症疾患医療センター地域連携会議の開催

認知症早期発見のメリット

  • 将来に備えることができます
    初期の認知症であれば、治療や介護サービスを選び、これからの生活についてお願いする人をご自身で 決める等、今後の人生の準備ができます。
  • 病気の原因によっては、治療が可能です
    正常圧水頭症、慢性硬膜下血種などが原因であれば、認知機能も改善する可能性があります。
  • 症状の進行対策が考えられます
    服薬・生活習慣の改善・適切なケアなどで、認知機能を長く保つ方法もあります。

専門医療無料相談(電話・面談)

専門の職員(保健師、精神保健福祉士、看護師など)が認知症に関係する相談を受けます。
面談での相談をご希望の方は電話での予約が必要です。

認知症疾患医療センター専用電話:078-579-1966

受付時間:9時〜17時(土日祝日、年末年始を除く)

  • ちょっと忘れっぽい、何度も同じことをいう
  • 約束を忘れる、道に迷う、しまい忘れがある
  • 元気がでない、怒りっぽくなり性格が変わった
  • 介護の相談をする場所が知りたい・どこにどんな相談をして良いかわからない
  • 受診したいが方法がわからない

医療従事者のための認知症対応力向上研修

認知症の人や家族を支える院内外のスタッフに向けて、医療従事者のための認知症対応力向上研修を開催しています。医療従事者だけでなく、地域のケアマネジャー、看護職の方々も参加いただいています。毎年、趣向を凝らした内容を企画しており、2019年度は外部講師を招いて「認知症高齢者とのコミュニケーション方法」について学ぶ機会とし、地域のスタッフが困る事例についてワールドカフェ方式により多職種で意見交換しました。参加者からは、認知症患者さんの行動、言動に理由を考える大切さがわかった、自分の感情・思いを変えていけそう、多職種の悩みや取り組みを知ることができたという感想をいただき、学んだことを活用できると評価をいただいています。(現在、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため休止中)

音楽療法の開催

認知症疾患医療センター主催で音楽療法を開催しています。音楽療法は、脳の活性化やリラクゼーションを目的にしており、外来患者さんだけでなく、入院患者さんが参加できる会を催す場合もあります。

認知症の理解の促進

市民公開講座、長田公民館秋季講座などを通じて、地域における認知症の理解の促進を図ります。

資料集

認知症疾患の診療について、当センターの考え方、診療時の参考資料などをまとめております。ご参考になりましたら幸いです。

スライド

No. タイトル 内容 資料作成日
1 認知症リスクを下げる生活習慣WHOガイドラインから 認知機能低下・認知症リスクを減らすために取り組んでいただきたいことなどをまとめたスライドです。 2022/01/27
2 対応の仕方についてのヒント 認知症の家族がいる方や介護する方が認知症の方と接する際に参考となる知識(認知症の方の行動要因、認知症の方への接し方)をまとめたスライドです。 2022/01/27
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動画

No. タイトル 内容 資料作成日
1

市民公開講座「認知症への備え」

2024/01/04

医師からのお話

(31分09秒)

認知機能低下・認知症リスクを減らすために取り組んでいただきたいことなどをまとめた動画です。

専従保健師からのお話

(12分35秒)

身近な人が認知症になったらどうしたらよいかなどを説明しています。

管理栄養士からのお話

(12分11秒)

食事で注意してほしいことや栄養バランスの良い食事に改善するためのヒントなどをまとめています。
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診療科
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栄養管理室
地域医療部
チーム医療推進部

〒653-0013
神戸市長田区一番町2丁目4番地
地図で見る Tel: 078-576-5251
Fax:078-576-5358(代表)/ 078-579-1943(病診連携室)

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