栄養管理室
基本方針
医療チームの一部門として、入院患者の栄養管理及び食生活改善に効果的な栄養食事指導を行い、病態に適した安全でおいしい食事を提供するとともに、疾病治療・再発防止・社会復帰のために退院後の食事計画や生活習慣改善の支援に努めます。
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スタッフ紹介
認定資格者
業務内容
フードサービスについて(食事提供について)
入院中の食事は、食事療法の具体的な教材であり楽しみでもあるため、安全でおいしく患者さんに喜ばれる食事を目標に、スタッフ一同努力しています。
- 治療食の種類
糖尿病・腎疾患・心疾患等の慢性疾患を対象とした食事をはじめ、軟菜食・嚥下食等約70種類以上の食事の種類を設けて病状に応じた食事が提供できるようにしています。
- 安全な食事
「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づく衛生管理を実施しています。
- 適時適温による給食
温冷配膳車を使用し、夕食は18時に配膳しています。
- 患者食堂の設置
寝食分離、早期離床等の観点から、各病棟に設置しています。
- 行事食
単調になりがちな入院生活に潤いを感じていただくために、正月・節分・雛祭り等月に1回程度季節感のある食事を、メッセージカードを添えて提供しています。
- 選択メニュー
朝食はパン食またはご飯食の選択ができます。
昼・夕食は成人食・シニア食で週2回実施しています。
- お祝い膳
出産された患者さんに、メッセージカードを添えてお祝い膳メニューの提供をしています。
2020年2月からリニューアルし、毎週、火曜・金曜の夕食の産科食がお祝い膳メニュー(コース料理)を提供しています。(*行事食などで曜日がずれることもあります)
クリニカルサービスについて(栄養管理について)
- 入院患者の個別の栄養状態の把握、それに基づく栄養管理計画の策定、計画に基づく栄養管理を、医師・看護師・薬剤師・言語聴覚士等と協働して実施しています。
また栄養管理は複数の栄養療法が併用されますが、経口摂取を行う場合には、個人の摂食能力や多数のメニュー展開が必要となるため、フードサービスとの連携が不可欠となります。
- 食事療法が必要な入院・外来患者さんに対し、医師の指示に基づいて栄養食事指導を実施しています。低栄養から過剰栄養まで、患者さんの病態のみならず、日常生活や食習慣に合わせて相談をおこなっています。
個別栄養相談は月曜~金曜まで予約制となっています。
「糖尿病教室」や「糖尿病集団指導」を糖尿病チームの一員として、また、「小児アレルギー講習会」を定期開催をWEBで行い、小児アレルギーチームの一員として活動しています。
- 栄養障害を生じている患者さん及び栄養障害を生じるリスクの高い患者さんを対象に、医師・歯科医師・看護師・薬剤師・言語聴覚士・臨床検査技師等と共に栄養療法を行うNST(栄養サポートチーム)の活動を行っています。
- その他、褥瘡対策・緩和ケア・小児アレルギー・認知症・周術期サポートなど、チーム医療の一員として活動を行っています。
神戸市健康局健康企画課とコラボレーション (当院の減塩食が紹介されています)
高血圧予防・改善のための大きなポイントである“減塩”のためのコツを盛り込んだレシピを公開しています。
当院で提供している献立の中で特に好評なものを家庭で作りやすいレシピにアレンジしていただき、おいしくて満足感のあるメニューが盛りだくさん。下記サイトからご覧ください。
神戸市:KOBE食の応援レシピ(塩分カット篇)