受付時間:平日8:45~11:45
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受付時間:平日13:00~16:00
泌尿器科ではスタッフ一同、患者さんに優しい医療を目指して常に最新最良の診療情報を患者さんに提供し、質の高い心のこもった医療を安全に提供し、近隣の医療機関の皆様と連携をとりながら、地域から信頼される泌尿器科として市民の皆様の健康と生命を守っていくことに貢献したいと願っています。そして急速化する高齢社会の中で地域の医療・介護機関と連携を深め、患者さん、ご家族に優しい在宅医療を応援します。今後さらにQOLを重視した治療(機能温存手術、鏡視下手術など)を積極的に導入し、治療前後、周術期のケアをメディカルスタッフとともに充実させ、患者さんのQOL向上を目指し最善の医療を安全に提供できるよう全力を尽くします。泌尿器科のスタッフは5名で、うち3名は日本泌尿器科学会認定専門医、指導医、ロボット手術指導医、癌治療や腹腔鏡手術の認定医などを取得したエキスパートです。あと2名は医員1名、専攻医1名の新進気鋭の若き泌尿器科医で、何事にも丁寧かつ積極的にとり組んでおり、チームワークよく診療にあたります。マンパワー、設備等の状況が許す限りあらゆる泌尿器科疾患に対応いたします。特に専門領域を限定しませんが、どの疾患に対してもスピーディで丁寧な全人的な治療を心がけています。
スタッフは5名で、うち3名は日本泌尿器科学会認定専門医、指導医、ロボット手術指導医、癌治療や腹腔鏡の認定などを取得したエクスパートです。あと2名は医員1名、後期研修医(専攻医)1名の新進気鋭の泌尿器科医で、何事にも丁寧かつ積極的に取り組んでおり、チームワーク良く診療にあたります。マンパワー、設備等の状況が許す限りあらゆる泌尿器科疾患に対応いたします。特に専門領域を限定しませんが、どの疾患に対してもスピーディで丁寧な全人的な治療を心がけています。
尿路性器感染症、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、尿失禁、尿路結石、尿路性器癌、後腹膜腫瘍、尿路性器外傷、勃起不全など
ここ数年の当院の泌尿器科外来を訪れる患者さんの代表的な疾患は、下部尿路症状(排尿困難、頻尿、尿失禁など)を訴えとして来院される前立腺肥大症、神経因性膀胱などの老年泌尿器科疾患です。そして女性の腹圧性尿失禁に代表される婦人泌尿器科疾患の治療機会も、年々増加しています。一方、尿路性器悪性疾患として前立腺癌が急速に増加しており、さらに当地域では膀胱癌・腎盂尿管癌の症例が非常に多く、腎癌も年々増加しており、入院患者さんの8割以上を悪性腫瘍が占めています。その他に重症尿路感染症の緊急入院患者が多いことも当科の特徴です。
*2019年からオンコール体制で泌尿器科救急対応の充実を図りました。
手術に関しては局所浸潤膀胱癌に対する膀胱全摘術および各種尿路変向術(尿管皮膚瘻や回腸導管以外に腸管利用自然排尿型を積極的に行っています)、表在性膀胱癌に対する経尿道的切除術(NBI、ホルミニウムレーザー併用)、尿路結石に対する内視鏡的破砕術(*ESWL難治例にf-TUL:細径の軟性尿管鏡、ホルミウムレーザー併用手術)、前立腺がん、腎癌、膀癌に対するロボット支援腹腔鏡下手術、前立腺肥大症に対する経尿道的切除術(HoLEP、TUR-P)、睾丸腫瘍、陰茎癌に対する全摘除術、腹圧性尿失禁に対する尿道吊り上げ術(TVT手術)、コラーゲン注入術、緊急手術として外傷性膀胱破裂、精巣破裂、精索捻転に対する修復術など多岐にわたっています。
2019年から排尿ケアチームを設置し、チーム回診を通して、患者の排尿自立支援、スタッフへの啓発活動を行っています。
名前 | 中村 一郎 |
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役職 | 院長 |
卒年 | 昭和60年 |
専門分野 | 泌尿生殖器癌の外科療法、尿路性器腫瘍学、化学療法、緩和医療 |
認定医・専門医・指導医 | 日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本がん治療医認定機構暫定教育医、認定医 神戸大学医学部臨床教授 神戸市看護大学非常勤講師 ロボット支援腹腔鏡手術プロクター(前立腺癌、膀胱癌) がん診療に携わる医師のための緩和ケア研修修了 緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修会修了 Best Doctors in Japan 2022-2023 選出 |
名前 | 𠮷井 貴彦 |
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役職 | 医長 |
卒年 | 平成15年 |
専門分野 | 泌尿器科全般 |
認定医・専門医・指導医 | 日本泌尿器科学会専門医・指導医 |
名前 | 岡田 桂輔 |
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役職 | 医長 |
卒年 | 平成18年 |
専門分野 | 泌尿器科全般 |
認定医・専門医・指導医 | 日本内視鏡外科泌尿器腹腔鏡技術認定医 日本泌尿器科学会専門医 日本生殖医学会専門医 日本泌尿器科学会指導医 |
名前 | 植松 陸 |
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役職 | 医員 |
卒年 | 平成29年 |
専門分野 | 泌尿器科全般 |
認定医・専門医・指導医 |
名前 | 戸田 逸朗 |
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役職 | 専攻医 |
卒年 | 令和2年 |
専門分野 | 泌尿器科全般 |
認定医・専門医・指導医 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 |
【1診】中村 【2診】植松 |
【1診】𠮷井 【2診】戸田 【3診】中村※1 |
【1診】𠮷井 【2診】医師交代制 |
【1診】岡田 【2診】𠮷井 【3診】植松 |
【1診】岡田 【2診】戸田 |
午後 | 【1診】医師交代制※1 |
【1診】𠮷井※1 【2診】戸田※1 |
【1診】医師交代制※1 |
【1診】岡田※1 【2診】植松※1 |
ED外来※1 14:00〜 【1診】岡田※1 |
※1 予約診察のみ
【備考】
手術日:月・水・金
泌尿器科の外来診療は月曜から金曜まで毎日午前午後とも行っています。
月〜金曜の毎日ストマ外来でWOC認定看護師が尿路ストマケアを対応します。尿路カテーテル、自己導尿等の排尿ケア指導は外来午後枠を中心に泌尿器科看護師が行っています。
尿路系レントゲン検査(透視処置を含む)、膀胱尿道機能検査の検査日は火、木、金曜日です。手術は月、水、金曜日の週3日終日1-2列で行っています。
病棟総合回診日は水曜日の早朝であり、病棟師長、看護スタッフとともに行っています。カンファレンス、抄読会は毎週月曜日と水曜日の夕方に開催しています。
金曜日の午後にはED外来(男性の勃起不全に対応)を行っています。
開設後、診療実績は年々向上しておりましたが、2020年からはコロナ感染症に対する専用病床確保のため診療制限を余儀なくされ、外来、入院、手術件数に関しては残念ながら減少に転じました。
チーム医療を支え、泌尿器がん患者さんに手術、化学療法、緩和医療まで全人的治療を提供します
当科は2015年10月よりダヴィンチSiによるロボット支援腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を200名以上の患者さんに行い良好な手術成績が得られています。2018年から腎部分切除術、膀胱全摘術にも導入し、それぞれ16例、34例に施行しました。現在承認されている泌尿器科癌すべてのロボット手術に保険診療対応可能です。
なお、2022年度に最新の手術支援ロボット:ダヴィンチXiの導入が決定しました。
腹腔鏡手術、腹腔鏡下小切開手術の施設認定を取得し副腎、腎尿管悪性腫瘍に加えて、前立腺全摘、小さな腎がんの部分切除術、後腹膜腫瘍に対しても小さな傷の手術が可能になりました。前立腺がん、膀胱がんの手術療法においては排尿機能、性機能が可及的に温存できるような手術術式を採用し、良好な治療成績が得られています。膀胱全摘術では尿路変向として腸管を利用した代用膀胱を造設する術式(新膀胱)にも対応し、自然排尿の再現を目指しています。尿路ストマを形成した患者さんには看護師チームとともにストマケアをきめ細かく行っています。
がんの薬物療法はその侵襲度に合わせて、入院あるいは外来化学療法センターで安全に遂行できるように運用しています。がん治療の当初から再発リスクや予後について十分にインフォードコンセントを重ねます。
残念ながら薬効能わず、積極的な治療ができないがん患者さんに対しては、緩和ケアチームや緩和ケア認定看護師、地域医療の支援のもとで、苦痛のない安らかな療養の場を持っていただくように努めています。
安全第一をモットーに患者さんにやさしい安心な医療を提供します
周術期、入院期間を通して血栓予防対策、感染予防対策などを十全に行い重篤な合併症を回避するように努めています。
排尿障害に対して集学的な先進治療を行い患者さんのQOL向上に貢献します
前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁、さらには間質性膀胱炎の患者さんに対して生活指導から理学療法、薬物療法、手術療法まで段階的に治療プランを設定します。前立腺肥大症に対する内視鏡手術(HoLEP:ホルミウムレーザー前立腺切除術)、腹圧性尿失禁に対する根治手術(TVT)、間質性膀胱炎に対する膀胱水圧拡張術(2010年、施設認定取得)で症状が顕著に改善した事例を多数経験しています。
当科では「患者さんに優しい医療」を心がけ、最新最良の診療情報を患者さんに提供し、近隣の医療機関の皆様と連携をとりながら、地域から信頼される泌尿器科として市民の健康と生命を守っていくことに貢献したいと願っています。そして急速化する高齢社会の中で地域の医療・介護機関と連携を深め、患者さん、ご家族に優しい在宅医療を応援します。今後さらにQOLを重視した治療、低侵襲治療(機能温存手術、鏡視下ロボット手術など)を積極的に導入し、治療前後、周術期のケアをメディカルスタッフとともに充実させ、患者さんのQOL向上を目指し最善の医療を安全に提供できるように全力を尽くします。
膀胱水圧拡張術
人工尿道括約筋植込・置換術
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術、腹腔鏡下小切開前立腺悪性腫瘍手術、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術、腹腔鏡下小切開膀胱悪性腫瘍手術、ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術
ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術、腹腔鏡下小切開副腎部分切除術、腹腔鏡下小切開腎摘出術、腹腔鏡下小切開腎(尿管)悪性腫瘍手術、腹腔鏡下小切開膀胱腫瘍手術、腹腔鏡下小切開後腹膜リンパ節群郭清術、腹腔鏡下小切開尿管腫瘍摘出術、腹腔鏡下小切開後腹膜腫瘍摘出術、腹腔鏡下小切開後腹膜悪性腫瘍手術など
* 前立腺癌確定診断のための前立腺針生検により、根治可能な早期前立腺癌を多数検出していますので、PSA高値の患者さんのご紹介をよろしくお願いいたします。
* がん治療連携計画策定料:前立腺がん地域連携パスを運用し、ホルモン療法などをかかりつけの診療所で継続していただくようにしております。
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