褥瘡対策チーム
褥瘡とは
持続的な圧迫による血流障害により生じる皮膚損傷の事をいい、一般的には「とこずれ」と言われています。
局所の長時間の圧迫により生じ、仙骨部、坐骨部、踵などに骨が突出した部位に好発します。対策として除圧(体位変換、体圧分散、摩擦・ずれの防止)、スキンケア、栄養管理などが重要であり、多職種からの総合的なアプローチが必要です。
我々褥瘡対策チームは、様々な角度から多職種で連携し、褥瘡の予防、治療に取り組んでおります。
活動内容
毎週金曜日に褥瘡対策チーム全員で重症患者の回診・処置を行っています。 回診後、各部署がそれぞれの専門的な観点から問題を提起し、食事メニュー、リハビリ内容、薬剤、適した体位・ベッドなど様々な項目の検討を行います。
毎月第2金曜日にはチーム会を開催し、1ヶ月間の褥瘡の新規発生数、治癒人数を報告し、重症症例・悪化症例につき対策を話し合っています。内容は、主治医・病棟にフィードバックされます。
月1回褥瘡対策委員会を開催し、症例検討、マニュアルの検討のほか様々な内容につき勉強しています。
定例活動
毎週金曜日 | 褥瘡回診(チーム全体で重症症例を回診、検討) |
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毎月第2金曜日 | チーム会(重症症例の検討) |
毎月1回 不定期 | 褥瘡対策委員会 |
活動実績
- 褥瘡対策チームオープンカンファレンス(1回/年)
- 学会参加
- 褥瘡回診の模様
- スタッフ
メンバー紹介
氏名【資格】 | 職種 | |
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代表 | 池田 哲哉 | 医師(皮膚科 部長代行) |
仲田 かおり | 医師(皮膚科 副医長) | |
中村 維文 | 医師(皮膚科 後期研修医) | |
武井 尚子 | 皮膚・排泄ケア認定看護師 | |
福嶋 浩一 | 薬剤部主査 薬剤師 | |
田村 昌三 | 薬剤師 | |
巽 弥生 | 薬剤師 | |
光武 瑞穂 | 薬剤師 | |
櫻井 晴奈 | 薬剤師 | |
赤沢 尚美 | 栄養管理室主査 管理栄養士 | |
有岡 靖隆 | 管理栄養士、NST 専門療法士 | |
酒井 英樹 | リハビリテーション技術部主査 理学療法士 |
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三栖 翔吾 | 理学療法士 | |
藤田 裕輔 | 事務職 |